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文化が行き交う島|ぱぱいや(対馬)#20

いよいよラスト記事!
今回のミッションは「日本の文化を学べ」。
長年アメリカで生まれ育った私は、果たしてそのミッションを達成できたのか?

まずは文化について改めて考えてみる。

人間がつくり出したものが「文化」だとしたら、「歴史」がその記録だと誰かが言っていた。ふむふむ。たしかに対馬には文化の形跡が色濃く残っている。

今まで「国境の島」や「国防の島」などいろんな愛称を紹介してきたけれど、実は日本が誕生する際の「へその緒」とも呼ばれている。金属器・漢字・仏教・政治制度などさまざまな文化が中国や韓国から対馬を経由して日本に流れ込んできたのだ。

だからこそ、それぞれのスポットの歴史を知れば知るほど、世界が広がった。

日本最古の寺「梅林時」も、古代朝鮮からもらった仏像や経論を保管するために建てられたし、初日に泊まった宿坊「西山寺」も韓国と友好関係を築くための場所だった。

中国だったり、韓国だったり、いろんな文化が行き交って今の対馬、そして日本がある。

同じ環境で育っても一人ひとりの性格が違うように、同じ文化でも国や地域によって捉え方が変わる。この小さな「違い」が新たな文化となり、世界を彩っていくのだと思う。

次はどんな文化がこの島を訪れるだろう?
そして、私たちはどんな捉え方をするだろう?

島中に文化の形跡が見られるから、「歴史テーマパーク」と言っても過言ではない。

海の幸、山の幸を堪能しながら、ふだん教科書でしか触れない歴史をライブ体験できるこの島で、世界を覗いてみてはいかがでしょうか。旅が終わっても、歴史はまだまだ続くのです!


(おわり)