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休むための旅をしよう。|えうれか(五島)#20

旅の連載もこの記事で最後。なんと20本目!
でも、五島の魅力はたった20記事では書ききれない。それは、数という意味ではなく、質という意味で。

ふと、ソトノマの咲さんが教えてくれた移住の理由を思い出す。
運命すら感じたというこの島の魅力は「人」だと言っていたっけなぁ…。
それは、当たり前なようで、とてもすごいこと!
移住は、その土地と人といっしょに、ずーっと、もしかしたら死ぬまで、暮らしていく覚悟がなければできないことなのだから。咲さんは、五島とその人びとに人生を賭けたとも言えるし、捧げたともいえるし、託したともいえる。

でも、そんな大英断もうなずける。

五島に来てたしかに感じたのは、本当に、こころから丸裸で「生きる」と向き合う人が多いということ。咲さんだってそのひとり。そんな人たちが集まる島はきっと、底抜けの引力を持っている。しかもそれが景勝地や文化遺産ではなく、多様で変わりゆく「人」からくるものだから奥深い。変数の多い魅力は、つねに進化しつづける、最強の力なのではないかなぁ。

わたしの旅のミッションは「人とふれあえ!」だった。屋久島の子のミッションは「神を探せ!」で、壱岐は「食レポに挑め!」、新上五島は「ときめきを感じよ!」、対馬は「日本文化を知れ!」。

今思えば、これらのミッションはすべて、その島最大の魅力だったのかも…

五島のみなさん、ありがとう!

最後の朝、堂崎家から離れるときに思った、「帰りたくない」じゃない、「ここにいたい」という気持ち。いつもの旅行の「帰りたくな~い!このまま休んでいた~い!」は、つきつめれば、会社に行きたくないなあ、っていう甘えたサボリ心だったように思う。

そう、今までの私にとって、休む=会社を休む、だったのだ。

今までなんと窮屈な「休み」を過ごしてきてしまったのかと、少し反省した。
休むことをちゃぁんとできている人が、この国にいったいどれほどいるだろう。

どこにいくにしても観光して、アクティビティして、夜はばたんきゅー。
帰るころにはくたびれて、お休みはもらったんだけども体はちっとも休めてない。
まあ楽しかったから良しとしよう。心のリフレッシュってやつだよ。

…そういう羽をのばせる旅も、とても素敵だと思う。

でもね、

「羽を休めたいなぁ」と思ったら。
この島のことを、少し思いだしてみてください。

遊ぶための旅もいいけれど、休むための旅もいいですよ。

さあ、どうぞ休みにきてください。

読んでくださって、ありがとうございました。
これにて、ほんとにほんとのどろん!

 

(おしまい)