Re島ブログReto-Channel Blog

地図に載っていない絶景ビーチを探しに行こう! 地元ライターおすすめ上五島の「海のある風景」

博多港から夜行便のフェリーに乗り込み、ひと眠りで到着する五島列島・新上五島町。知る人ぞ知る風景を、地元ライターがおすすめします。

新上五島町へのアクセス情報はこちらをクリック >>

 

上五島に来たなら「海のある風景」へ

島で一番「島らしい魅力」を感じることができる景観といえば、やっぱり「海のある風景」ではないでしょうか。

僕が暮らす長崎県・五島列島の離島・新上五島町にも、素敵な海の風景を満喫できるスポットがたくさんあります。

そこで今回は、島の写真愛好家・中山正寿さん撮影による写真を元に、新上五島が誇るフォトジェニックな「海のある風景」をご紹介したいと思います。 

(取材・文 新上五島ライター 竹内章)

ヒントは上五島の東部。地図に載っていない絶景ビーチ

新上五島には、ビーチがいくつかありますが、知る人ぞ知る「プライベートビーチ」が「ハマンナ」と呼ばれる場所。

島の海が最も輝きを増す夏になると、まるで南国にやってきたかのような色鮮やかな風景を満喫することができます。

近年は、噂を耳にした観光客も足を運ぶようになりましたが、看板が立っているわけでもないハマンナは、「秘密の場所」のようなイメージも魅力を高めている様子。地図には載っていないので、島の人に尋ねながら自力で探してみるとおもしろいかもしれません。

ヒントは「島の東部」です!

キリシタン墓地から臨むピンクとブルーのコントラスト

新上五島は、2018年に登録された世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つ「頭ヶ島(かしらがしま)の集落」があることで、世の中にその名が広がりました。

集落のシンボルである頭ヶ島天主堂に目が向けられることが多いですが、天主堂近くにあるキリシタン墓地も見逃せない撮影ポイント。

春先になると墓地内に自生しているマツバギクの花が咲き誇り、その鮮やかなピンクと海のブルーの見事なコントラストに目を奪われます。

ちょうどゴールデンウィークごろが見ごろ。この時期に島を訪れる方は、忘れずに足を運んでください。

朝焼けの海に手を合わせる坂本龍馬像

実は、新上五島は坂本龍馬に縁があります。

龍馬が所有していた練習船「ワイル・ウエフ号」が近海で遭難し、乗船していた同志が多数亡くなった痛ましい事故があったそうです。

このエピソードを元にして、江ノ浜郷地区に、龍馬が遭難場所に向かって手を合わせる「五島祈りの龍馬像」が建てられましたが、ちょうど見事な朝日を拝める絶好のスポットでもあります。

仲間を失った龍馬の気持ちに想いを馳せながら、朝焼けに龍馬像を絡めシャッターを切ってみてはいかがでしょうか。

あかね色の海に沈む夕日とかわいらしい島影

朝日に加え見逃せないのが夕焼け!

島の中央部にある奈摩湾の入口に、「矢堅目(やがため)」と呼ばれる円錐形の岩山が浮かんでいますが、この矢堅目越しに、あかね色の海に沈む夕日はとっても幻想的。

対岸は格好の撮影スポットとして、多くの写真愛好家が足を運びます。

湾内を航行する漁船が、逆光のため真っ黒な姿で海面をすべる様子を見ることもあり、まるで影絵を見るようです。

数百万本のヤブツバキ越しに輝く海

島を代表する花が椿。

新上五島には、数百万本のヤブツバキが自生していると言われ、種から取れる椿油は食用や美容用として長年、島民の生活と共にあります。

椿は冬に咲きますが、夏場とは一味違って厳しさを感じさせる島の海に、あたたか味のある椿の赤い花が良く映えます。

特定の撮影スポットがある訳ではありませんが、冬場はいたるところで椿の花を見ることができます。海を絡めたベストスポットを発掘してもおもしろそうです。

暗闇にまたたく幻想的な星と静寂の海

最後は、星空と絡めた「夜の海」です。

灯りが少ない島は、実は絶好の星空観察ポイント。よく晴れた夜、海面の揺らぎや波などを五感で感じながら星空を観るのは、とてもロマンチック。

写真撮影には少しテクニックが必要ですが、ネオンが輝く都会では決して撮れない貴重な一枚が手に入りそうです。

島の海は、夜も魅力的なことをぜひ覚えておいてください。

今回は、新上五島の海が織りなすフォトジェニックな「海のある風景」をご紹介しました。

島の海は、季節や時間帯、そしてその土地に根差した自然や歴史によってさまざまな魅力を生み出すことを知っていただけたと思います。

ご紹介したほかにも、素敵な「海のある風景」がきっとあると思うので、ぜひみなさんの手で発見してください。