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壱岐島ニューウェーブ!新しさと懐かしさが交わる、海辺の町で過ごす週末(前編)

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博多港からわずか1時間で渡れる離島・壱岐島には最近、新しい風が吹き込んでいます。新しさと懐かしさが交わる壱岐島のニューウェーブ、芦辺浦エリアを地元ライターが歩きます。

壱岐島へのアクセス情報はこちら >> 

(取材・文 壱岐島ライター 渡辺菜津美)

新しさと懐かしさが交わる壱岐のニューウェーブエリアへ

壱岐島東部の玄関口、芦辺港(あしべこう)に降り立つと目の前に広がるさわやかな青。夏は鮮やかな空と海が、冬は澄んだ空気と深い海の青が、旅の始まりを彩ります。

漁港をぐるりと囲むどこか懐かしい海辺の町並みに溶け込むのは、昔ながらの建物を改装したかわいいお店や、島のおいしい食材を楽しめるグルメスポット。

そこで出会う個性的な店主さんや、お客さんとの会話も島旅の醍醐味です。今回は、壱岐島のニューウェーブが集まる注目エリア・芦辺の街を前編・後編にわたってご紹介します。

芦辺浦(あしべうら)はビーチもある港町

芦辺港がある湾を囲んで右奥にあるのが、新しい波を予感させる個性的なお店が海辺の暮らしに溶け込む芦辺浦です。港からは歩いて20分ほど、時間によってはバスも利用できます。

懐かしさを感じる芦辺浦の町並みを歩き、心くすぐられるお店やお宿をまわる時間のなかでは、思いがけない壱岐島の魅力に出会えます。

芦辺浦は、そんな魅力にひかれて移住をする人が多い地域でもあります。それでは、ゆったりと流れる島の時間を感じられる、芦辺エリアの日常をのぞいてみましょう。

「チリトリ自由食堂」で海辺の街並みを見ながらランチ

芦辺浦の真ん中、バス停近くの海沿いにあるのが、「チリトリ自由食堂」です。古民家を改装してできた食堂は、海辺の町街並みが見渡せる最高のロケーションにあり、ゆったりとした時間のなか、ついつい長居してしまう居心地の良さも魅力。

チリトリ名物は、魚から贅沢に出汁をとって仕込まれるスパイスカレー。アジをベースにした定番の「アジミールカレー」をはじめ、オーナー自ら釣った魚や季節のお野菜を使いその時々で異なる、その名も「気変わりカレー」を含めて数種類。それぞれに旬の壱岐産野菜がたっぷりのっているのも嬉しい、壱岐島づくしのカレーです。

「焼きそば」がなまって「やきとば」と呼ばれているものですが、実はこの焼きそば、この食堂ができるずっと昔から芦辺浦の人たちに愛されてきた地元グルメの復刻版なんです。

チリトリの店名は、かつて地元の人や釣り人のたまり場だったという今はなき食堂「千里十里」の名前が由来。

現在あるチリトリ自由食堂オーナーの大川漁志さん香菜さん夫妻(おふたりの紹介は後編にて!)が、かつての千里十里で過ごした幸せな時間を、今も過ごせるようにとチリトリ自由食堂をオープンさせたとのこと。

今は、昔の千里十里を知らない子どもたちにも大人気の“やきとば”です。

こちらが、料理人の小野富美子さん(通称トミー)。実はトミーさん、壱岐に来る前は東京などのホテルやレストランで約8年、フレンチやイタリアンの料理人として働かれていたのだそう。壱岐島には、美味しい魚などの食材に惹かれてたどり着き、オーナー夫妻とのご縁もあって移住をして食堂の料理人をされています。

トミーさんの、魚介類のみならず壱岐のおいしいお米や野菜をたくさんの人に食べてもらいたい!という熱い想いが込められたやさしいごはんは、地元の人にも愛されています。

カフェメニューのスイーツもおすすめ。テイクアウトもできるので、気持ちよく晴れた日には外や海辺で、のんびり楽しむのもいいかもしれません。

<チリトリ自由食堂>

長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦62
TEL:0920-40-0107
営業時間:11:30~17:00(LO16:00)
アクセス:バス停芦辺停留所すぐ(駐車場あり)
インスタグラム:www.instagram.com/chilitoli/?hl=ja

壱岐島に住みたくなったら!?気軽に立ち寄れる「空き家相談室イエマチ」

チリトリ自由食堂に行くと気になるのが、隣接する可愛らしくカラフルな空間。ここには「空き家相談室イエマチ」があります。

イエマチは、壱岐のなかでも増えつつある空き家について壱岐の人が相談できる場所でもあり、これから壱岐で暮らしたい人の移住相談や、そうでなくても壱岐に遊びに来た延長で「ちょっと壱岐の暮らしに興味あるな」とか「まずは移住した人のリアルな話がききたいな」といった方にも気軽に立ち寄ってほしい場所だそうです。

出迎えてくれるのは壱岐市地域おこし協力隊の藤木彩乃さん。福岡出身の藤木さんも、壱岐島の海が近い生活や、壱岐の人、おいしい食べものに魅かれて移住したひとり。福岡と壱岐との行き来しやすさもあり、約1年の二拠点生活を経て移住をされました。

毎週月曜日・金曜日は同じ空間が「たちまち」として、子どもたちや地元の人に解放されています。「たちまち」とは、芦辺浦の住民や島外からやってくる旅行者などが交われる交差点をつくろうと、芦辺浦に住む3組のご夫婦が始めたグループ。まちの人や旅行者、みんなの集う場があるなんてなんだかおもしろそう・・・!ぜひ訪れてみてくださいね。
(「たちまち」について詳しくはこちらをご参照ください)

<空き家相談 イエマチ>
長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦62
時間:基本は木~日曜日 10:00~16:00(事前にお問い合わせください)
TEL:090-5023-0340
アクセス:バス停芦辺停留所すぐ
ホームページ:https://ikishimagurashi.jp

美しい青を堪能!芦辺浦のビーチ「清石浜(くよしはま)」

芦辺浦でおなかいっぱいになったら、壱岐ブルーが広がる絶景ビーチへ散歩に出掛けましょう。
ここ清石浜は、夏場の海水浴はもちろんのこと、1年を通じてサーフィンやビーチコーミングが楽しめる場所。近くの磯では海女さんが漁をしていることも。砂浜沿いを裸足でお散歩するのも気持ちがいいビーチです。

<清石浜海水浴場>
長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦636-32
アクセス:バス停芦辺停留所から徒歩10分、芦辺港から車で10分(駐車場あり)

紹介したスポット以外にも、芦辺浦には漁港を中心に歩いていける範囲に、昔から地元の人に愛されている食事処やケーキ屋さん、神社など、寄り道したくなるスポットが沢山あります。

島の暮らしを感じる旅がしたくなったら、ふらっと出かけてみてくださいね。

後編では、引き続き芦辺浦のニューウェーブなスポットをご紹介します。