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壱岐島ニューウェーブ!新しさと懐かしさが交わる、海辺の街で過ごす週末(後編)

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漁港をぐるりと囲むどこか懐かしい海辺の町並みに溶け込むのは、昔ながらの建物を改装したかわいいお店や、島のおいしい食材を楽しめるグルメスポット。そこで出会う個性的な店主たちや、お客さんとの会話も旅の醍醐味。そんな壱岐島のニューウェーブな芦辺の街を前編・後編にわたってご紹介します。

壱岐島へのアクセス情報はこちら>>

(取材・文 壱岐島ライター 渡辺菜津美)

古きよき港町に吹き込む新しい空気

壱岐島東部の玄関口、芦辺港(あしべこう)に降り立つと目の前に広がるさわやかな青。

夏は鮮やかな空と海が、冬は澄んだ空気と深い海の青が、旅の始まりを彩ります。

漁港をぐるりと囲むどこか懐かしい海辺の町並みに溶け込むのは、昔ながらの建物を改装したかわいいお店や、島のおいしい食材を楽しめるグルメスポット。

後編も、引き続き個性と魅力溢れる店主さんがいる、芦辺浦の注目のお店とお宿をご紹介します。

(前編はこちらをご覧ください)

オーナー夫婦の人柄に引き寄せられ、人と人が出会うお宿「みなとやゲストハウス」

芦辺浦のちょうど交差点にあるのが、街と人と人との交差点にもなっている「みなとやゲストハウス」。

「実家系ゲストハウス」とオーナーの大川漁志(りょうじ)さん・香菜さんが評するように、居心地の良さと、漁志さん自らが腕によりをかけて作る夕ごはん、そして温かい空間は、まさに実家のよう。

そんな魅力に吸い寄せられて、国内外からのリピーターのお客さんも多く、地元の人たちもふらりと訪れています。

芦辺浦ニューウェーブの中心地となっている「みなとやゲストハウス」の建物は、元は屋号「三七十(みなと)」として遊郭や商店を営んでいた場所です。

長い間、空き家になっていた建物を、大川さんご夫婦は壊さずに活用。

昔ながらの梁などは残しつつ、約半年ほどかけて手を入れ、2016年に「みなとやゲストハウス」として生まれ変わりました。

「旅行で島にきた人と、海女と文化交流できるような場をつくりたかった」と話すのは、現役の海女さんであり、みなとや女将の香菜さん。

釣り師でもある店主の漁志さんとともに、島の暮らし方のプロのようなオーナー夫婦ならではの、「カヤックフィッシング」や「うに割り体験」といった体験メニューも提供しています。

私もカヤックフィッシングに挑戦してみると、漁志さんの指導の下、初心者ながら大きなアコウを釣ることができ大興奮のひとときを過ごしました!

自分で釣った魚のほか、ウニの季節には割りたてのウニが堪能できるメニューも。

「みなとやゲストハウス」の体験メニューは宿泊の方以外でも参加できるので、ぜひ、スペシャルな時間を楽しんでみてください。

ちなみに、ゲストハウスの夕食は予約制。宿泊しているお客さん全員で囲むのがみなとやスタイルとのこと。

実家のようにリラックスできる空間で、壱岐島の旬の野菜や、釣りたての魚を使った料理を囲み、みんなでお酒を酌み交わせば、楽しい夜になること間違いなしです。

<みなとやゲストハウス>
長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦258
TEL:0920-40-0190
アクセス:芦辺港から車で5分、徒歩30分(駐車場あり)
ホームページ:http://www.minatoya-guesthouse.com

もっちもち!本場のピザ窯で焼きあがる絶品ピザ「PIZZERIA Potto(ピッツェリアポット)」

実は、芦辺浦では本格的なピザも楽しむことができます。

家族や友人連れの地元の人で賑わうレストラン「PIZZERIA Potto」は、芦辺浦にある絶景ビーチ、清石浜(くよしはま)と芦辺浦の中心地のちょうど真ん中、どちらからも歩いて5分ほどのところにあります。

店内に据えられるピザ窯は、はるばるナポリから取り寄せたそう。本場イタリア産小麦にこだわり、オーナーの平山健人さん自ら焼き上げる本格ピッツァは絶品。

魅力はなんといっても、もっちもちのピザ生地!生地が美味しすぎてシンプルにオリーブオイルと塩のみでいただく「素焼き」メニューがあるほど。

素焼きメニューはお酒のあてにも最高です。

焼きたてアツアツでいただくのが鉄板!

「おすすめのピッツァは全部」と平山さんが話すようにすべてこだわり抜かれていて、いつも何を食べるか迷ってしまいます。

他にも、ウニやあおさなどその時々の島食材を使ったオリジナルピッツァやパスタ、サイドメニューも充実しています。

「PIZZERIA Potto」は、平山さんの父親が経営していた居酒屋をリニューアルオープンしたお店です。

地元の人で賑わっていた同じ場所を「とにかくピザ好き」という平山さんが2015年にリニューアル。そのため、先代の頃から常連というお客さんも多いといいます。

「芦辺浦の魅力は、おもしろい人がたくさんいること」と話すのは、奥さまのみずきさん。おいしいピザに舌鼓を打ちながら、芦辺浦の賑やかな夜を過ごすことができる場所です。

<PIZZERIA Potto(ピッツェリア ポット)>
長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦555-12
TEL:080-8380-4701
営業時間:18:00~24:00(LO23:00)
定休日:木曜
アクセス:芦辺港から車で10分(駐車場あり)
​ホームページ:<Facebook>https://www.facebook.com/pot.countrykitchen
<instagram>https://www.instagram.com/pizzeriapotto/

はしご酒の締めに!?お酒と自家焙煎のコーヒーを「CAFÉ&BAR HAKOBUNE」で

ジャマイカンな看板が目を引く「CAFÉ&BAR HAKOBUNE(ハコブネカフェ)」は、こだわりのコーヒーとお酒、ジャマイカ料理が楽しめるのお店です。

芦辺浦出身のオーナー平尾周也さんが福岡からUターンし、2018年11月に「CAFÉ&BAR HAKOBUNE」を開店。

ニューオープンのお店でありながら、地元の馴染みのお客さんが家族や友人同士で気軽に訪れる、憩いの場所になっています。

黄色を基調とした店内は、陽気なレゲエの音楽が流れる居心地の良い空間。「地元のおじちゃんだけの時は、演歌も流したりしますよ」と平尾さん。

ジャマイカ料理のお店でありながら、壱岐島の人々への気遣いにほっこり。まさに地元密着のお店です。

挽きたての豆がふわっと膨らみ、香りも広がります

コーヒーを注文すると、自家焙煎した豆を挽いた香りがふわっと店内に立ち込めます。地元の人にも色々なコーヒーを飲んでほしいと、常時世界各地からの豆を数種類用意しているのだそう。

カフェインを抽出したカフェインレスコーヒーもあるので、夜ふけに飲む一杯にもぴったりです。

「お店が増えている芦辺浦ではしご酒を楽しんでもらえたら」とお話してくださったのはオーナーの平尾周也さん。

お店も増えてきた芦辺浦では、1軒、2軒、そして…….と、福岡では定番のはしご酒文化が根付く日もそう遠くはないかもしれません。

「CAFÉ&BAR HAKOBUNE」の名物は、ジャマイカ仕込みのジャークチキン。

お酒のメニューも豊富にあるので、「陽気な人が多い」と聞く芦辺浦の地元の人とお酒を酌み交わして、締めにコーヒーをいただくのもいいですね。

<CAFÉ&BAR HAKOBUNE(ハコブネ)>
長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦361
TEL:080-1728-3971
営業時間:19:00~24:00 (お昼はキッチンカーでの営業)
定休日:水曜・不定休
アクセス:芦辺港から車で10分(駐車場あり)
ホームページ:<facebook>https://www.facebook.com/hakobunecafe/
<instagram>https://www.instagram.com/hakobunecafe_iki/

漁港がある芦辺浦は、昔から島外からやってくる人の出入りも多く、旅人を迎え入れることに慣れた気質があるのだといいます。

そんな雰囲気だからこそ、何度も訪れたくなるような温かさがあり、人が集まって、繋がる場所。

昔からあるお店があり、同時に新しいものが生まれていく芦辺浦は、壱岐にすむ私にとってもパワーをもらえる場所です。

何度も訪れたくなるような温かさがあり、人が集まり、繋がる芦辺浦へ、ぜひ訪れてみてくださいね。