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海辺の家に山辺の家、自然に溶け込む博物館。壱岐島の建築を旅しよう!

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豊かな自然と、そこでの島の暮らし。旅の中でそっと注目したい壱岐の海辺の町並みや、昔からの家のつくり。建築家黒川紀章の遺作である一支国博物館の建設にたずさわった森田さんに、地元ライターがきいてみました。

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(取材・文 壱岐島ライター 渡辺菜津美)

壱岐で楽しむ「建築」

島にくるとカメラ片手に散歩をする。そんな島旅を楽しむために壱岐に何度も訪れる人も少なくありません。それはきっと、島のあちらこちらに、歩きたくなる自然や、そのなかでちらりと見える暮らしの原風景があちらこちらに広がっているからでしょう。

自然とともに暮らしがある、そんな島の生活を感じてみる。

長く住み継がれてきた古民家や町並みがあれば、自然に寄り添うようにできた新しくてかっこいい建築もある。

今回はそんな壱岐島の「建築」にスポットをあててみるべく、島に暮らす建築士の森田健太郎さんに、その秘密をききました。

港に沿ってぎゅっと集う、勝本浦の海辺の町並み

数ある壱岐島の漁港には、それぞれ「~浦」という地名がついていて、ぐるりと港を囲むように家々が並ぶ「これぞ島!」といった風景があります(一方で島の内側、山のほうには「~触(ふれ)」という地名がついています)。

壱岐の北部、勝本浦(かつもとうら)もそのひとつ。

勝本に拠点をおく森田さんの案内で、勝本にある昔ながらのお店や家が軒を連ねる商店街を抜けて、城山の方へ歩いていきます。

お土産店やゲストハウス、くだものや衣料品店などが並ぶ商店街は趣があって街歩きにもおすすめです。朝市もある午前中がおすすめです。

勝本朝市がある商店街から城山公園へ向かう途中にある、細い坂道から見えたのは、青い空と海と、湾を出入りする漁船、そして勝本浦の町。

湾と町並み、曲線と直線、奥の青い空と海もあいまって、なんだか自然と町とが一体となっている風景にしばらく見とれてしまいました。

上から見下ろす町並みは瓦が重なり合うようにずらりと並んでいて、街中を歩いていた時とはまた違う迫力があります。

よく見てみると、屋根の形が変わっていることにお気づきでしょうか。湾に沿って造られた家々は、海側の間口がすこし小さくて家自体が「台形」になっています。それゆえに、瓦替えのときには大工さんが大変なんだとか。

そんな勝本には、昔からの家と町が大切に紡がれている風景がありました。

<勝本朝市>
住所:勝本町勝本浦204-1
営業時間:8:00~12:00
アクセス:芦辺港から車で20分、郷ノ浦港から車で25分/駐車場あり

<城山公園>
住所:勝本町坂本触
アクセス:芦辺港から車で20分、郷ノ浦港から車で25分

壱岐の人と、古い町並みに魅せられて

勝本浦を案内してくださった森田さんは千葉県出身。

一支国博物館の設計に携わり、しばらく壱岐で暮らしていた時、壱岐に暮らす人の人柄や昔からの町並みが残るこの島に魅かれて移住したそうです。現在は、壱岐と福岡市内などの多拠点でご活躍されています。

森田さんは、「~触(ふれ)」と地名がつく壱岐の内陸部にある家にも特徴があるといいます。

古くから農業をしている方の家は、ひとつの敷地の中に母屋、隠居、納屋、釜屋、そして牛舎が小さな作業場のような庭を中心に囲むように配置されているそうです。母屋の背後には樹林地が、敷地の前には畑や田んぼが広がっています。

ドライブや散歩をするときには、壱岐の美しい自然のみならず、島の暮らしが垣間見える浦部(うらぶ)と触部(ふれぶ)の家のつくりにも、ぜひ注目してみてくださいね。

島の自然と歴史とともに。博物館は建築に注目!

こちらの写真は、壱岐で歴史を感じる、原の辻(はるのつじ)遺跡から。

奥の山の真ん中にひょっこりみえる建物が、黒川紀章設計の一支国(いきこく)博物館です。

飛び出て見えるのが博物館の展望台。そこからは、原の辻遺跡や海を見下ろし、そして天気がいい日は福岡や唐津まで一望できます。

博物館自体は、山並みに溶け込むようなゆるやかな曲線になるよう意図されたデザインになっているそうです。

見ごたえある常設展示ブースはもちろんのこと、ガラス張りになっている収蔵庫もかっこいい。最上階からは屋上にでることができ、カフェスペースなどもあります。

歴史を感じながら、博物館をゆっくりまわるのも楽しいのではないでしょうか。

壱岐市立一支国博物館
住所:芦辺町深江鶴亀触515-1
開館時間:8:45~17:30(最終入館17:00)
月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)
連絡先:0920-45-2731
http://www.iki-haku.jp/

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