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屋久島の我が家で「おうちキャンプ」。やってみたら、至極快適なキャンプだった

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人気都市・福岡を訪れる人も、福岡に暮らす人も意外と知らないのが「福岡市は離島も近い」こと。福岡を楽しむみなさんにお届けしたい、福岡市内から直行できる離島の魅力を、島に暮らす地元ライターが紹介します。

(取材・文 屋久島ライター 菊池淑廣)

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コロナ禍で「おうちキャンプ」!

新型コロナウイルスの影響で外出自粛ムードが未だ漂う中、少しでも旅行気分を味わおうと、「おうちキャンプ」を楽しむ人が増えているようですね。

昔から無類のアウトドア好きだった僕は、東京にいた頃から週末の度に、子供たちを連れてよくキャンプへ行ったものです。

よく訪れていたのは、上高地の「小梨平キャンプ場」と富士山麓にある「精進湖キャンプ場」。ロケーションの良さはもちろんですが、事前予約不要で焚き火OK(当時)というのも、僕にとっては大きな魅力で、東京から何時間も車を走らせて幾度となく訪れた場所です。

屋久島へ移住してからも時々キャンプを嗜んでいましたが、さすがに自宅でキャンプをした経験は未だかつてありません。

このコロナ禍においては、我が家の裏庭で焚き火&バーベキューをしたことは何度かありましたが、何ならテントでも張ってみようかとふと思い立ち、妻と二人で昔を思い出しながら「おうちキャンプ」をやってみました!

キャンプに焚き火は付き物。まずは薪拾い!

僕にとって、キャンプに焚き火は欠かせません。我が家流のキャンプは、「薪拾い」の儀式から始まります。自宅の敷地内で薪を確保できれば、すべてが完結するのですが、残念ながら良質な薪になる樹木がないので、自宅の裏手に広がる休耕地周辺の森へ。

焚き火に適するのは、シイ・カシ類やタブといった広葉樹。適度に枯れた枝を拾い集め、30分ほどで一夜分の薪が確保できました。

自宅に戻ってテントとタープを張り、テーブルとイスを並べたらベースの完成。車での移動がないため、キャンプ道具の積み下ろしもなく、最小限の時間と労力でベースキャンプが構築できるのは、おうちキャンプならではの魅力と言えそうです。

炭火で焼くだけ! 激ウマ簡単キャンプ飯

ベースキャンプが完成したら、とりあえずビールで一服。これも我が家流キャンプのルーティンのひとつです。

ひとしきりまったりしたら、ちょっと早めの夕食。炭火で焼くだけの簡単メニューで、できるだけ何もしないのが、我が家のキャンプスタイルです。

食材だけはちょっぴり豪華に取り揃え、メインディッシュは、普段あまり買うことのない黒豚ソテーの炭火焼きにしてみました。見た目はフツーの肉ですが、ジューシーで肉そのものに旨みが凝縮されていて、味付けはシンプルに塩、コショウのみ。

炭火の香りがアクセントになって、ビールとの相性も抜群。これぞキャンプの醍醐味で、自宅に居ながら非日常的なディナーが楽しめちゃいました。

月明りの下で焚き火という贅沢

ぼちぼち暗くなってきたし、そろそろ焚き火でもするか……

食後のひとときを、炎のゆらぎを見つめながらワインでも楽しもうと、薪に手を伸ばしたその時でした。左腕にポツっと何かが当たるのを感じたかと思うと、1分もしないうちに突然のスコール。

やっぱり来たかー! とりあえずベランダの下へ逃がそう!

妻と二人でテーブルとイス、食材とビールを抱えて自宅ベランダの軒下へ。こんなことができるのも、おうちキャンプのメリットじゃないか(笑)

雨は10分ほどで落ち着きましたが、苦労して集めた薪は、びしょ濡れに……。ちょっと手こずりましたが、濡れた薪を少しずつ乾かしながら何とか火をおこし、いよいよメインイベント。

十三夜の月明りの下、ワインとチーズ、そしてじゃがバターのホイル焼きをいただきながら、虫の鳴き声と時折爆ぜる薪の音をBGMに、何とも贅沢な時間を堪能しました。

テントで迎える朝

テントで迎える朝は、いつも格別です。太陽のありがたさを強く感じます。この日の朝は、前日のスコールでしっとりとした空気に包まれ、陽が昇るとやわらかな光が射しました。

おもむろにテントから這いずり出て、自宅のトイレで用を足したら(快適なトイレがすぐあるのも魅力!)、お湯を沸かしてじっくりとコーヒーを淹れます。これも我が家流キャンプのルーティン。

いつもと違うコーヒータイムを堪能したあと、朝食だけは妻が自宅のキッチンでホットドッグ作り(テントサイトに隣接してキッチンがあるのも魅力?)、テントサイトでいただきます。

朝食を食べたら、即座に日常の世界に戻れますが、これをおうちキャンプのメリットとするかデメリットとするか、少し迷うところです。

さて、仕事へ行きますか

こうして非日常的な「おうちキャンプ」と、日常の自宅とを行ったり来たりしながら、いつもの時間に飲み込まれていくのでした……。


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