壱岐島ワーケーション!お料理自慢のお宿 旅館網元へ。
2021.05.10 (MON)
「一度は泊まってみたい」壱岐島にはそんな素敵な宿がたくさんあります。その中でも地元に住んでいる方々から「お料理が美味しい」と評判の旅館でワーケーションをしてきました。
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(取材・文 壱岐島ライター 小野里 寛子)
地元だからこそ、泊まりたい
新型コロナウィルスの影響で、日本国内でも旅行が自粛となり、壱岐島内も深刻な影響を受けています。そんな中、経済活性化と観光基盤である宿泊施設の維持・存続の目的のために壱岐市では島民向けの宿泊キャンペーンが実施されました。
島内でワーケーション
私は普段はテレワークで仕事をしています。コロナの影響で外出を控えていたので、ほとんどの時間が自宅…。
せっかく壱岐に住んでいるのだから、たまには気分転換がしたい!ということで、宿泊キャンペーンを利用して島内でワーケーションをすることにしました。
ビーチが集まるエリアにある老舗旅館
壱岐といえば海へ行ってみたい方も多いのではないでしょうか。
今回のお宿は日本の快水浴場100選に認定された筒城浜(つつきはま)海水浴場やピンク色のさくら貝を拾うことができる大浜海水浴場など、壱岐有数のビーチが集まる石田町にあります。
交通の便もよく、壱岐島と佐賀県唐津市と結ぶ印通寺港が目の前にあります。また、福岡や対馬を結ぶ郷ノ浦港・芦辺港、長崎の間で就航している壱岐空港からも車で15分程度の場所にあります。
今回は同じくテレワークなどを行う女性3名で漁港の目の前にある老舗旅館の「網元」へ宿泊しました。
10畳ほどあり、ゆったり過ごせそう。ここ数年で各部屋のリノベーションを行っているということで、とてもきれいです。
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窓際にはテレワークがしやすいテーブルもあり、海を眺めることができます。
宿の前には数々の漁船が泊まっていたり、その向こうには船でしか行けないという神社があったり。壱岐らしい風情のある景色に癒やされます。
Wi-Fiの電波もばっちり
ワーケーションに欠かせないのはネット接続。こちらの旅館は今年の春にWi-Fiを整備したそうで、速度もばっちり。
zoom会議も問題なく行うことができました。海の景色が眺められる、静かな環境で、仕事に集中できました。
仕事の後は海が一望できるお風呂に浸かって、一日の疲れを癒やします。
壱岐の味を堪能できるコース料理
夕食はコースメニューになっていて、お料理の品数により3種類のコースから選べるそうです。コースの違いはお刺身盛り合わせや壱岐牛の陶板焼き、アワビの踊り食いなどで、どれも魅力的。
今回は島民クーポンで宿泊したので、キャンペーン用のコースでしたが、その一部をご紹介します。お魚から壱岐牛、壱岐野菜まで、食材豊富な壱岐島ならではの贅沢なメニュー。どれも本当においしく、ボリュームも満点で大満足!
旬なものをたくさん食べて欲しい
漁港にあり、料理が有名なこともあり、網元=漁師の宿かと思っていましたが、実は漁師ではないのだとか。40年ほど前に、もともと漁協の会長だった方が「壱岐の新鮮な魚を食べてもらいたい」という想いで民宿からはじまり、現在の旅館となったのだそうです。に、一年中様々な種類の魚を釣ることができます。
いただいたお刺身の一つは「さわら」。足が速く、お刺身で食べられることがなかなかできない魚ですが、漁港とのつながりがあるので新鮮なものが手に入るため、お刺身でいただけるのだとう。なんて貴重な体験でしょう!
朝食も壱岐産の食材がふんだんに使われていてとても美味しかったのですが、とくにアジのみりん干しは焼き立てを運んできてくださり、その香りと味わいといったら…!
「旬なものをたくさん食べて欲しい」というおもてなしの想いは、丁寧につくられたお料理から伝わってきます。季節ごとにメニューだけでなく、食器も変えているのだそう。
仕事に集中した後のお風呂、そして美味しいお料理をいただいたあとはぐっすり眠る…。島に住んでいる私でもこんなに楽しめたので、旅行で来られる方は感動すること間違いありません。
近くにはお土産屋さんにも
壱岐島のお土産が買いたい方は、旅館から歩いてすぐの場所にある「マリンパル壱岐」がおすすめ。産地直売所で、島のあらゆる食べ物が集まっています。新鮮な魚や野菜、果物などの地場産品のほか、壱岐焼酎やかすまきなど人気のお土産も購入できます。
旅館では釣り遊びなどの紹介も行っているそう。落ち着いた頃にぜひ足を運んでみませんか。
割烹旅館 網元
マリンパル壱岐
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