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屋久島の夕景を見るならココ! 癒しの絶景サンセットスポット!

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樹齢7,200年ともいわれる縄文杉や、映画『もののけ姫』の風景モチーフになったともいわれる白谷雲水峡など、屋久島には世界に誇る美しい自然がたくさんあります。それは、植生や森だけではありません。海、山、川、空、星、さらには夕景! 一日の終わりを彩る色鮮やかな屋久島の夕景は、見る人すべてのココロに刺さります。そんな島人も唸る癒しの絶景サンセットスポットを紹介しましょう。

(取材・文 屋久島ライター 菊池淑廣)

屋久島へのアクセス情報はこちらから>>

 

屋久島で夕陽が望めるのは西側だけ?

屋久島は、島の中央部に九州最高峰の宮之浦岳(1936m)がそびえているため、どこでも夕陽が望めるわけではありません。

 

例えば僕が住んでいる船行(ふなゆき)集落は、島の真東に位置するため、水平線から昇る朝陽は望めても、山を挟んだ向こう側に沈む夕陽を望むことはできません。美しいサンセットを眺めながら一日の終わりをビールで締める、などという贅沢な日常は存在しないのです。

 

最も美しく、島時間を堪能できる極上のビーチ

もちろん島の西側へ回れば、極上の夕陽が望めます。永田(ながた)集落のいなか浜は、言わずと知れた絶景サンセットスポットのひとつ。

陽が傾くにつれ、視界を覆い尽くしていた空と海のコバルトブルーの風景は、鮮やかなオレンジ色へと移り変わっていきます。まばゆい白色から穏やかな橙色へと変わりゆく砂浜に腰を下ろし、寄せては返す波と水平線に浮かぶ口永良部島(くちのえらぶじま)を眺めているだけで、ビールはなくとも贅沢な時間がゆったりと流れていきます。

 

11月頃になると、山並みの向こうに太陽が沈むので、水平線に陽が落ちるのを眺めるなら、10月いっぱいがおすすめです。

 

水平線に沈む夕陽を望むなら、屋久島の最西端へ

いなか浜から車で10分ほど走ったところにある永田岬も、絶景に出会えるサンセットスポットです。屋久島の最西端に位置する岬で、突端には白亜の屋久島灯台が建っています。その先は視界が開けているので、雲に邪魔されない限りは、いつでも水平線に沈む夕陽が望めます。

雲がないほうがいいように思うかもしれませんが、むしろ雲が多少あったほうがドラマチックな風景に出会えます。刻一刻と移りゆく雲の表情が、その風景を一段と美しく際立たせてくれるので、雲が出ているからと諦めずに、一期一会の夕景を求めて、ぜひ島の西を目指してみてください。

 

なお、屋久島灯台から先へ続く西部林道は、夕方5時から翌朝7時まで通行止めになるので注意が必要です

島の東側でも「夕空」は望めます!

実は屋久島の東側などでも、季節や気象条件によっては、「夕陽」を見ることは難しくても、美しい「夕空」を望めるチャンスはあります。

 

夏至に近いタイミングなら、太陽は北寄りに沈むので、屋久島空港に程近い島の北東部の「ふれあいパーク」付近では、思わず息をのむ夕空が展開します。空港から宮之浦方面へ車を走らせていると、突如絶景が視界に飛び込んできますので、運転に注意しながら癒されてください。

 

また、陽が沈む方角とは真反対に位置する安房(あんぼう)集落や僕の住んでいる船行集落でも、気象条件によっては、たなびく雲に夕陽が当たって茜色の空が望めることがあります。ちょうど日の入時刻前後のわずかな時間がチャンスのようで、残念ながらゆっくりビールを飲むほどの余裕はありません……。

島の真ん中で夕景に包まれる!

最後に紹介するのは、島の中央部に連なる山岳エリアで見る夕景です。その光景が見られる時間帯に山のてっぺんに滞在するのは、一般の人にとってはハードルが高いですが、「洋上アルプス」の山並みがオレンジ色に染まりゆく光景は、まさしく絶景です。

 

もちろん登山に慣れていない人だけで行くことはおすすめしません。必ず屋久島公認ガイド(山岳ガイド)などにご相談ください。

 

※「屋久島公認ガイド」については、過去記事『屋久島のネイチャーガイドは150人以上!? 充実した島旅を楽しめる屋久島ガイド選びのヒント』をご参照ください)

 

今回は、サンセットスポットに限定して紹介しましたが、屋久島には美しいサンライズスポットもたくさんあります。また、海はもちろん山、川、里など、屋久島ほどバリエーション豊かに夕景を望める場所は、ほかにあるでしょうか?

 

屋久島を訪れたなら、日中にトレッキングを楽しむだけでなく、ぜひ「マジックアワー」にも出かけてみてください。きっと癒しの絶景に出会えることでしょう。