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いつもと美味しさが違う!?歴史的視点をもって郷土菓子を楽しもう! 五島列島「かんころ餅」

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全国津々浦々、郷土菓子は数多くありますが、皆さんはいくつ味わったことがありますか?お土産で貰った、旅行先で食べたなど、様々あると思いますが、原材料や作られた行程など知ってから食すと、美味しさに深みが加わるはず!今回は五島列島の郷土菓子の「かんころ餅」をより美味しくお召し上がり頂くために、その歴史や製法などをご紹介いたします。

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(文・五島市ライター 坂ノ上 友世)

 

シンプルイズザベスト

 かんころ餅の原材料は、基本的にはサツマイモ・餅米・砂糖の三つです。非常にシンプル!見た目は芋ようかんのようですが袋を開けて触ってみてもベタベタしません。よく見ると芋のつぶつぶ感も目で確認できます。

好きな大きさに切って好きな食べ方で頂きます。商品によっては固い状態なので、切るのには少しだけ力が必要です。

スタンダードな食べ方は、トースターやオーブンで焦げ目が出来るまで焼く方法。ストーブにバターを塗ったアルミホイルをのせ、その上で1cm程にスライスしたかんころ餅を焼くというのも、五島の冬の風景。

また、そのまま口に放り込んでもよし、レンジで温めるだけでもよしです。時間があればサックリと揚げてアイスクリームと一緒に食べるのも楽しみ方の一つです。

 

かんころ餅’sヒストリー

「かんころ」とは干し芋のことをいいます。豊かな台地で育ったサツマイモの皮を剥き薄く切り、釜茹でした後に風にさらしてカラカラになるまで乾燥させます。だいたい1~2週間ほどです。晩秋になるとあちらこちらで芋を干した風景が見られ「あぁ、冬が来るなぁ」と感じます。

サツマイモは、暑さにも寒さにも弱く腐りやすいため、そのままの状態での保存ができません。そこで、干すという手段を用い、少しでも長くサツマイモを保存できるようにしました。

そして干したかんころを蒸し、柔らかくした後に餅米と砂糖を加えてついたものが「かんころ餅」なのです。

皆さんもご存知かと思いますが、サツマイモは昔、主食として扱われ人々の生活を支えていました。米やもち米はかつて貴重な食物だったので、かさ増しとしてお正月用のお餅にかんころを混ぜてつくようになったそうです。

味わいも多種多様!

 

そろそろかんころ餅を食べたくなってきたのではないでしょうか。

一口食べればお芋そのものの深い甘みと、もち米と砂糖を一緒につくことで蓄えた歯ごたえは、噛めば噛むほど癖になるなります。

かんころ餅には幾つか味があり、オーソドックスなプレーンに始まり、紫芋を使用したもの、黒ゴマを加えたもの、よもぎを使用したものがあります。

同じ原材料でも製造者によっては微妙に味が変わってくるので、色んなお店のものを試してみるのも楽しいと思います。

先人の知恵や工夫が、今の私たちの食生活を豊かにしてくれ、郷土菓子として楽しませてくれていますね。

 

五島列島に来た際には是非、本場の味を現地で楽しんでいただき、郷土菓子のひとつとして家族や友人にもオススメしてください!

 

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