中国の歴史書『魏志倭人伝』に「一支国(いきこく)」と記された壱岐。
壱岐では、古代日本を物語る貴重な資料が多数出土しており、これらを一堂に展示しているのが一支国博物館です。
国指定特別史跡「原の辻遺跡」を望む丘の上に建ち、常設展示室では東アジア(中国・朝鮮半島)と日本の歴史を比較することで、
グローバルな視点から壱岐の通史を紹介しています。
ただの博物館ではなく、実物資料に触れたり、豊富な出土品を「オープン収蔵庫」として
高さ5mのガラス越しに公開するなど、新しい試みを取り入れています。
また、こどもかた大人まで楽しめるような機能が豊富です。
世界的建築家、故黒川紀章氏がデザインを手掛けており、周囲の山並みに沿って曲線を描く天然芝の屋根が印象的な博物館です。
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